蓮佳の念い
きものに込められた、愛情の物語を伝えたい
ひとりひとりに、みな、人生の物語があります。
蓮佳は、纏う方の人生の物語を映した着物を創りたいと思っています。
親から子へ。幸せを願って創られた着物は、世代を超え、時を越えて、愛情の物語を伝えてくれます。
アトリエでは、丁寧にご相談を重ねながらお誂えの相談をお受けします。
京の職人達と共に、美しい、世界に一つだけの着物を染め上げます。
愛と美が、あなたの人生を満たしてくれますように。
蓮佳とは
オリジナルの京手描本友禅、和装小物のブランドです。
2016年、株式会社 月虹舎の和装部門としてスタートした「 京きもの | 蓮佳 -renca- 」は、代表を務める
野原佳代が全ての企画デザイン・プロデュースを手掛ける京友禅と和装小物のブランドです。
京友禅の伝統工芸士と共に染める一点ものの京友禅や、丹後直結で生地から創る帯揚げ、糸染めから始める帯締め、女性デザイナーとのコラボレーションの帯留など、伝統に根ざしながら「今を生きる輝く女性」がときめくような商品を制作しております。
蓮佳の物創り
着る人が花。纏う人が主役。
長らく呉服の世界は、店頭に陳列されているものを仕立てることが「お誂え」とされてきました。
その中で、段々と心の声として湧き上がってきた思い。それが「こんな着物があったらいいのに、というお客様の夢・願いを形にする呉服屋でありたい。」ということでした。
私が独立に際しまず考えたことは、「自分にできることって何だろう?目指すべきところはどこだろう?」ということです。
その、一つの答えが「着る人が花。纏う人が主役。」となる物創りです。
女性が本当に着たい着物は、「自分が主役になれる。纏うと幸せを感じられる。」着物ではないでしょうか?
それは決して華美でなく、出ず入らず、その人の品を引き立ててくれるような、纏う人にそっと寄り添ってくれるような着物ではないかと思います。
一つの着物の中に間があり、風が流れ、物語がある。
着ることによって完成する。
普段と違う自分に、少し自信が持てる。
そういう、纏う人を応援できるような着物を、これからも創っていきたいと思います。
蓮佳の物創り
お客様と二人三脚で創り上げる、本当のオートクチュール
ひとりひとりに人生の物語があるように、纏う方の物語を映した、世界に一つだけの着物を創ります。
京きもの | 蓮佳 -renca- が目指す着物は、店頭に並ぶ反物から好きな色柄を選ぶのではなく、生地や色柄からお客様のヒアリングを重ねて創っていく、「本当のオートクチュール」。
着物がセレモニーの装いとなった今、お客様が求めておられるのは「自分に似合う・必要な着物」ではないでしょうか。
折角お袖を通される場ですのに、その着物が大量生産された万人向けの品では、着物を着て高揚する気持ちも湧きません。
そこで蓮佳では、お客様のお好みやご年齢、体型、雰囲気に合わせ最も映える色柄や生地をご提案させて頂きます。
また、良くお召しになるシーン、季節、着る時のテーマ、隣に居る方とのバランス、空間での見え方を考慮に入れ、「360度綺麗」な着物をお客様と創り上げて参ります。
「着物を創ることで、そっとお客様の背中を押す存在でいたい。」
それが蓮佳の願いです。
100%のコーディネートで気分も高まる
蓮佳の着物に合うよう、オリジナルで和装小物を制作しております。
例えば春単衣・秋単衣両方着られるお柄でも、春単衣は初夏の爽やかな色を映した水色の帯締めを。
秋単衣では実り豊かな豊穣の秋を取り入れ色づいた朱の帯締めを。
日本には美しい四季があり、1000年の昔から季節の装いを楽しんできた日本人。
同じ着こなしでも小物を変えると驚くほど見違えて見えるものです。
他店にはない「はんなり京風」の和装小物を取り入れてみませんか?
和装小物だけのご相談も承っております。
コーディネートに悩んだら、お気軽にご相談ください。
作り手であり、着手である。そしてスタイリスト・着付師でもある。
すべてをこなせるのは、蓮佳だからこそ。
和装の世界は友禅に代表されるように各工程によって専門職に細分化されています。
一例を挙げると、一つの反物がお客様の手に届くまで、下記のような流れを経ています。
職人→悉皆屋→染匠→卸問屋→問屋→地方問屋→小売店→お客様
京きもの | 蓮佳 -renca- は、作り手として発案から職人さんへの発注まで全てを監修しています。
その構図は、お客様の声を聞き、職人さんへと伝える伝達者として
職人→蓮佳→お客様
と、非常にシンプル。
だからこそ、ほんの一匙の色の差でもお客様により映える色で制作することが可能です。
また、メーカーであるため、確かな品質の商品を適正な価格でお手元にお届け致します。
蓮佳の商品でご希望に合う商品が見つからなかった場合は、スタイリストとして各取引先からお客様に最適な商品を選び、ご提案させて頂きます。
また、人から譲られた着物や箪笥の着物の活用、コーディネートに困っている品がありましたら是非ご相談ください。
蓮佳は着る人に共感し、その人らしさを引き出しながら、美しさを提案する「女性が女性の為にデザインする着物」をコンセプトとした呉服店です。
女性の立居振る舞い、身のこなしを研究し、仕立ての知識と着て楽な着付けに基づいたアドバイスを
させて頂きます。
着る人だからこそわかる、「共感」によって、お客様の着物生活をより良いものにしていくお手伝いが
できましたら幸いです。
蓮佳 - renca - デザイナー
野原 佳代 | Kayo Nohara
1982年生まれ。香川県高松市出身。
京都造形芸術大学・情報デザイン学科卒。
在学中、当時の副学長・市川猿翁丈が歌舞伎の普及推進科目を設けていた影響で、日舞や長唄・琴に親しむ。
情報デザイン学科として初めて、日舞を踊り舞台の総合演出をして卒業単位を取得。
山田流筝曲名取。
卒業後は京都の老舗高級呉服店で約170年の創業以来初となる女性営業職として10年間勤務。
渉外担当と兼務し、和装小物部門の立ち上げ担当者として商品開発・パッケージデザイン・オンラインストアの運営を任される。在職期間中多くの顧客の結婚式や結納の着物、お宮参り、七五三のお誂え制作、及び形見の着物のリフォームを手掛ける。
きものがただの衣服を超え、「家族へ愛情の物語を伝えていく」ことに感動。
娘の妊娠を機に平成27年退職後、
「きものをきっかけに家族が笑顔になる時を演出し、きものを通したライフサポートをしていきたい。」
「職人の高齢化が進む京手描本友禅を次世代に伝承していきたい。」
との理念を持ち平成28年5月「株式会社 月虹舎」を設立。
月虹舎の和装ブランド「蓮佳 - renca - 」のデザイナーとして、京友禅の着物や帯、オリジナル和装小物を制作。
また、きものスタイリストとして、着こなしのアドバイスやスタイリングを提案、現在に至る。
open 11:00-17:00
close 日・祝(不定休)
( 日中は制作の為出入りしております。恐れ入りますがご来店の際は事前にご希望日時をお知らせくださいませ。
定休日のご来店をご希望の場合はご都合に合わせて開けさせて頂きます。お気軽にお問い合わせ下さい。)
tel: 075-286-4815
mail: info@gekkosha.kyoto