たっぷりとした京繍で制作した付下です。
中啓取りに描いた宝尽くしと、古裂疋田を切付(アップリケ刺繍)を施し、格のある装いと致しました。
中啓とは、能に使われる扇の一種で、閉じていても中ほどまで啓いて見える為中啓と呼ばれます。
観能や歌舞伎でお召し頂く際は、襲名や松羽目物の演目等のシーンで映える着物です。
口切や初釜、各種式典には「末広がり」に「宝尽くし」の縁起物として、着る人の知性と品格を演出してくれる柄です。
深く艶やかな地色に、五色でなく無彩色で仕上げた配色で、伝統色のパーソナルカラー・ウインターさんに向く着物です。
ブルーベースの方の着物には朱色を入れずに仕上げますが、ウインターさんはさらにピュアな純色で濁りない染めで進めて参ります。
そうすることにより、ウインターさんの持つ陶器のような肌の美しさが引き立ちます。
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【 ご着用シーン 】
式典、茶会、観劇、パーティー等に。
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【 伝統色のパーソナルカラー:冬、明石の御方 】
伝統色のパーソナルカラー、ウインターさんにお勧めの、澄んだ深みのあるカラーです。
付下|古代紫 中啓 古裂疋田切付 宝尽くし繍
¥850,000価格
色: 古代紫
在庫残り1点
- 素材 正絹
- 季節 袷
- TPO 月釜や歌舞伎、気心の知れた方とのパーティー、お出かけ等に。
- お仕立て納期 ご注文受付から約1カ月半~2カ月(ご着用時期がおありの方はお申しつけくださいませ)