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侘びの空間を生かす茶花の指南書がここに復刻!「茶室に生ける花とはなにか」その神髄がここによみがえる。

 

昭和40年2月より『茶道雑誌』に連載の記事をまとめた珠玉の1冊。

既刊『茶室の花 生ける』に続き、炉の時期(11月~4月)の月々の茶花を詳述。そして「茶花の世界」を更に広げ、先人の教えとともに茶花を知り、茶室の侘びの世界を深めつつ、帰化植物や洋花も紹介し、これからの茶花のあり方を示唆する一書。著者による精密なイラストを多数掲載。

 

 

まえがき

第一章 季節の茶花 ― 炉
十一月
十二月
一月
二月
三月
四月

第二章 茶花あつめ ― さらに一歩
帰化植物の茶花
薄茶の花向き
異なった茶花
洋花の茶花
山野園圃の茶花
連載を終えて

余話
ふりむけば『茶室の花』
あとがき

花の索引
椿の索引
人名・出典の索引

 

 

林利左  (ハヤシリサ)  (著/文)

明治26年(1893)~昭和55年(1980)
愛知県一宮市に生まれる。本名良衛。大正初年から茶の道に入り、吉田紹清宗匠について学ぶ。大正6年(1917)表千家に入門、久田無適斎宗也宗匠の下で研修し、昭和23年(1948)即中斎家元宗匠より乱飾りの相伝を受ける。昭和20年に利左衛門を利左に改める。表千家同門会の幹事を務める。著書に「表千家流茶道 和敬の巻・静寂の巻」「茶湯の心得」「点前の基礎」「表流の茶事」「茶道具の扱い」「茶室茶庭」「茶室の花」その他がある。論語・子路篇の「君子和而不同」から庵号を採り、不同庵と号する。

 

 

『茶室の花 春秋』

林 利左・林 正良 ( 著/文  |  イラスト )

発行 河原書店

 

 

『茶室の花』『茶室の花 生ける』に続く完結巻。

1950年当時から洋花を取り入れ、いかに茶が先進的であったかに驚かされる花暦です。

 

特に、こんなに柳の結び方があるなんて!の図解は勉強になります。

 

巻末の会話には、著者が遺した茶花への想いが語られます。

自然と共に、茶友と共に、いかに生きるか。

深く染み入るエピソードです。

 

3巻まで揃えて、日めくりで学びたくなる一冊です。

書籍 | 『茶室の花 春秋』

¥1,800価格
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