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フランスでは、5月1日は「すずらんの日」と呼ばれ、愛する人や親しい人にすずらんを贈る風習があるそうです。
すずらんの花束を贈られた人には幸福が訪れるとか。
幸せを願う気持ちが込められた花、それが鈴蘭です。

 

花言葉は「幸福が訪れる」「純潔」。
その幸福な花言葉に因んで結婚式のブーケにもよく使われます。
英国キャサリン妃のロイヤルウエディングでも鈴蘭のブーケが使われたのは記憶に新しいところです。

 

蓮佳では、纏う方の幸せを願い、またご結婚式に参列される際の帯揚げとして、鈴蘭の帯揚げをオリジナルで制作しました。

図案から生地の織り上がりまで、約半年をかけて制作した生地は、洋の花である鈴蘭をモチーフに、和の文様に落とし込んでもおかしくないよう葉を「立湧文様」風に図案家さんに描いて頂きました。

 

帯揚げは着物用の生地と違い経糸が少なく、複雑な文様ができないという制限がある中で、葉の凹凸や線上げ、陽向上げと様々に工夫を凝らし、単調に陥る事の無いようにしております。

金糸の縫取り、銀糸の縫取り、パール糸の縫取りを試し、鈴蘭の可憐な風情を彩るパール糸を採用しました。

「そのパール糸が涼しげで、初夏の帯揚げに困った時に重宝しています。」

「このくらいのさり気なさなら、白地でも結婚式以外のお出かけなどにも使えますね。」

等、このパール糸の煌めきが珍しいようで、お客様にこのようにお声を頂戴しております。

意外に色は白地が隠れた人気です。

すずらんの帯揚げは蓮佳も使っておりますが、左右結んだ時のグラデーションが綺麗で着こなしに動きと抜け感が出ますので重宝しております。

約160cmある生地全体を大きくぼかしていくのは、非常に技術を要することですが、ぼかし足を長く取った全体ぼかしは格別の美しさです。

※白地は無地となっております。

 

贈る人も贈られた人も幸せになれる花、鈴蘭・・・。

そんな柄の帯揚げを締めると、お出かけもいつもより気分が上がりそうです。

 

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【ご着用シーン】

 

小紋、付下訪問着等にお使いください。

白地は留袖にもお召し頂けます。

留袖に厚みのある生地の帯揚げを締めるのが苦手な方にご愛用頂いております。

帯揚げ | 綸子 すずらん ぼかし

¥15,800価格

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