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人々に感動と喜びを与えてくれる、柚木沙弥郎の本の世界

柚木沙弥郎(1922-2024)は100歳を超えても現役で創作を続けた染色家で、国内外で数多くの展覧会を開催。本書ではみずみずしい感性で創り上げられる図案、そして鮮やかな赤や青、柔らかな緑や水色など豊かな色彩、日常にある身近なモチーフを基点に、自由な心を介して型染や水彩画で生み出された装幀や絵本・ポスター・イラストレーションなど幅広いジャンルの選りすぐりの作品をご紹介します。

 

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『柚木沙弥郎 美しい本の仕事』

 

柚木沙弥郎  (ユノキサミロウ)  (著/文)

染色家。1922年東京田端生まれ。渋谷区在住。柳宗悦の「民藝」と芹沢銈介のカレンダーとの出会いから染色の道に進む。型染による染布、染絵など多くの作品を制作しながら、女子美術大学で教鞭をとった。染色のほか、絵本や版画、立体作品にも取り組む。国内外で数多くの個展を開催。

小林真理  (コバヤシマリ)  (著/文)

1985 年企画制作会社(株)スタルカ設立、主宰。アートディレクター、画家、美術ジャーナリスト。「画家の装幀」「うるしのうつわ」などのテーマで新聞連載や執筆、講演活動を続けている。京都芸術大学大学院客員教授。日本図書設計家協会前会長・理事。日本文藝家協会正会員。

 

発行 パイ インターナショナル

 

 

見ているだけで元気になれる、柚木沙弥郎さんの染布。

はじめて実物を拝見したのは、福岡のギャラリーでした。

命が燃えているような、鮮烈な色彩と大型の布を染めきる丹力に、100歳近い方が染めていると聞き驚嘆したのを覚えています。

 

柚木沙弥郎さんは、1922年東京田端のお生まれ。
柳宗悦の「民藝」と芹沢銈介のカレンダーとの出会いから染色の道に進み、型染による染布、染絵など多くの作品を制作しながら、女子美術大学で教鞭をとりました。

染色のほか、絵本や版画、立体作品にも取り組み、国内外で数多くの個展を開催されます
惜しまれつつ2024年に逝去されました。(享年101才)

 

膨大な氏の仕事の中で、本著は本の仕事に特化して紹介されています。

宮沢賢治作品の装丁や、倉敷民芸館の仕事は特に秀逸。

私は燕の生き生きとしたデザインに魅了されました。

お手に取って頂ける方の「推しの一冊」もお聞きしてみたいものです。

書籍 | 『柚木沙弥郎 美しい本の仕事』

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