すっきりと疋田のみで仕上げた籬の染帯です。
籬、は「まがき」と読み、竹垣の一種ですが、文様の世界では菊と合わせて描かれる垣根です。
これは晋時代の陶淵明の漢詩によるもので、『飲酒』という五言古詩の連作にある「采菊東籬下」という一文から来ています。
家の東側の竹垣の下で菊の花を摘む
体を起こしてはるかに南山を眺める
山のたたずまいは夕日に映え
飛ぶ鳥がともにねぐらに帰っていく
この中に人生の本当の姿がある
説明しようにもその言葉を忘れてしまった
人生の深淵なる姿を詠む詩をイメージし、あえて菊は描かず籬のみを配しました。
棕櫚縄で編まれた紐に、彩度の高い色糸を刺繍し、着る人の知性を演出する染帯と致しました。
生地は生紬を選びました。
夏から秋へうつろう季節、まだ夏帯か、あいもんの帯を締めるか迷われるような気候の時に便利にお使いいただけます。
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【 ご着用シーン 】
お出かけ等に。
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【 伝統色のパーソナルカラー、春、玉鬘 】
伝統色のパーソナルカラー・スプリングさんに映える配色です。
オータムさんにもお使いいただけます。
染帯 | 生紬 黒地 籬疋田
¥270,000価格
色: 黒
在庫残り1点
- 素材 正絹
- 季節 夏単衣
- TPO お出かけに。