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引染で霞をぼかしにした鶸色地をベースに、藤に舞い飛ぶ燕を描きました。

意識したのは「芽吹いたばかりの艶っとした葉」の表現です。

 

藤を観察していると、花にばかり目がいくのですが、ふとこの華やかな花を支えているのはどんな枝葉なのかを見ると、どんな木も締めてしまう程の強靭さをもつ蔓に、孵化したばかりの蝉の羽根のようにしっとりと濡れた葉が花を彩っています。

その生まれたばかりの葉の美しさがずっと目に残っていて、下絵師と何度も修正を重ねて制作した図案です。

 

燕は春の内に2回の子育てをするため子孫繁栄の象徴とされています。

僅かに濃淡差をつけた薄金の駒糸で、飛翔速度を意識し刺繍をしました。

 

季節を愉しむ帯として、ご愛用いただけますと幸いです。

 

※関東腹のみ柄を付けております。

 

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【 ご着用シーン 】

 

お出かけ、観劇に。

 

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【 伝統色のパーソナルカラー、秋、秋好中宮 】

 

伝統色のパーソナルカラー・イエローベースさんにお勧めです。

ご年齢を重ねられたスプリングさんにも。

染帯 | 鶸地 藤に燕

¥295,000価格
: 鶸
在庫残り1点
    • 素材  正絹
    • 季節  袷
    • TPO 観劇、お出かけ、女子会に

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