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2019年にこの帯をご紹介する投稿で、こんなことを書いておりました。

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ミイラ取りがミイラに⁉︎
皆様からお求め頂く際に良く「一目惚れしました!」というお言葉を賜りますが、一目惚れって本当にありますよね、わかります。
私にとっては紫紘さんのレース更紗袋帯が該当品でした。
お客様からのご要望で、数種類あるレース更紗シリーズをご用意していたのですが、完全に出逢ってしまいました。

基本的に私が着物を着る場合は、お客様がご覧になられて「伝統色のパーソナルカラー別コーディネート」と「着回し」の参考となるよう、季節を映した自社製品を着るよう心がけております。
ですが、この素敵過ぎる帯を前にしてはそういうセオリーは吹っ飛んでしまい(こらこら)、「まぁえっか、ちゃんとサマー用やしな」とか、「クリスマスっぽいし顔見世で着よかな」とか、「誕生月やしな」とか(おいおい)、「もうこの歳になったら誕生日プレゼントも自分で買いますよね」とか紫紘さんの中の人と笑い合い(爆)、長い言い訳を並び立ててお仕立てをお願いして来たのでした。
全く後悔していません。(笑)

紫紘さんの帯をお求め頂いた皆様、きっと私と同じ心理体験をなさったのではないかと拝察申し上げますが(笑)、新しい帯が届くと浮き浮き致しますね。
着物って楽しいですよね。

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さて、今は2024年も終わろうとしています。

2019年にこの帯の白地をお迎えした私は、5年経っても毎年この時期に帯を締めることができることが嬉しくて、ずっと好きが止まりません。

古典に合わせてわざと外して着こなしたり、淡い色と合わせてみたり。

締めやすく、軽く、うっとりする程の手触りで、締めるたびに幸せな気持ちになります。

 

900と西陣織の職人が呼ぶ機で織られたしなやかな生地は、生地自体が上質な羽二重になっています。

こんなにも繊細な意匠が、刺繍でなく織りで表現されているなんて、驚異的な技術力です。



 
西陣織の名門、「紫紘」。
源氏物語絵巻を西陣織で表現するという途方も無い仕事をライフワークとされ、素晴らしい帯の数々を残された故・山口伊太郎氏が創設した言わずと知れた名門の織匠。
西陣織の芸術性、創造性を極限まで高めた人物として、西陣ではその名を知らぬ人はおりません。
紫紘さんの帯のファンの方もたくさんいらっしゃる事でしょう。
伊太郎氏が突き詰めた表現を、確実に、着実に受け継ぎながら、日々現代の意匠を取り入れ新しい創作を続ける紫紘さんの帯。
「あぁ、ええ仕事っていうんはこういう事なんや。」と腑に落ちる、引き算の図案と選び抜かれた糸の配色。
それを身に纏う喜びを是非感じて頂きたいと思います。
 
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【 ご着用シーン 】
 
お出かけ、茶会、結婚式、パーティー等に。
 
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【 伝統色のパーソナルカラー、秋、秋好中宮 】

 

ソフトオータムさんにお勧めの配色です。

袋帯 | 紫紘 レース更紗 梅鼠地1

¥250,000価格
: 梅鼠色
在庫残り1点
    • 素材  正絹
    • 幅   8寸2分仕上がり基準
    • 季節  袷
    • TPO 礼装に

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