紫紘さんの宝尽くしは、どの帯も一味違う工夫が凝らされています。
子持ちの七宝の中に描かれた宝尽くしは、柔らかな配色で絵緯糸によるぼかし表現が施され、着る人を品よく見せてくれます。
若松、宝袋、笠、鍵など、一つ一つの意匠をよく見るとデザイン的にも面白く、七宝の中に納まりきらない動的表現が、帯に広がりを演出しています。
十三詣りから成人式まで、10代から20代を彩る帯として、長く締められる一本です。
六通のため代わり結びにもお使いいただけます。
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西陣織の名門、「紫紘」。
源氏物語絵巻を西陣織で表現するという途方も無い仕事をライフワークとされ、素晴らしい帯の数々を残された故・山口伊太郎氏が創設した言わずと知れた名門の織匠。
西陣織の芸術性、創造性を極限まで高めた人物として、西陣ではその名を知らぬ人はおりません。
紫紘さんの帯のファンの方もたくさんいらっしゃる事でしょう。
伊太郎氏が突き詰めた表現を、確実に、着実に受け継ぎながら、日々現代の意匠を取り入れ新しい創作を続ける紫紘さんの帯。
「あぁ、ええ仕事っていうんはこういう事なんや。」と腑に落ちる、引き算の図案と選び抜かれた糸の配色。
それを身に纏う喜びを是非感じて頂きたいと思います。
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【 ご着用シーン 】
お出かけ、茶会、結婚式、パーティー等に。
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【 伝統色のパーソナルカラー、春、玉鬘 】
スプリングさんにお勧めの配色です。
オータムさんにもお似合いです。
袋帯 | 紫紘 二釜七宝宝尽し
¥650,000価格
色: 銀
在庫残り1点
- 素材 正絹
- 幅 8寸2分仕上がり基準
- 季節 袷
- TPO 礼装に