ライトトーンが映えるサマーさんやスプリングさんには、共通のお悩みがあります。
それは、「透明感のある綺麗な色が映えると集めた着物や帯は一般的にかわいらしい柄が多く、落ち着きと品のある着物や帯が似合うようになった年齢とそぐわなくなるターニングポイントが来る」ということです。
特に45歳を過ぎるタイミング。
今までの箪笥の中身を思い、断捨離とこれからの自分に必要なワードローブを揃えることを決意される方も多いのではないでしょうか。
この帯は、そんなタイミングを迎えた方にこそお勧めしたい一本です。
紫、青、緑、ピンク、黄色と、サマーさんに映えるカラーが散りばめられた配色ですので、今まで揃えた着物にもよく乗るでしょう。
白と薄金で構成された適度なフォーマル感も大人年代とバランスも良く、若松が永遠を寿ぐ波を穏やかに描いた意匠は、箪笥に一本は収まっている有職割付文の帯とのアップデートを感じさせてくれることでしょう。
これからの人生を共にするワードローブとして、ご自身を輝かせてくれる頼れる一本。
これほどにサマーさんに映える礼装帯は他にないので、きっと「この帯があって良かった」と思っていただけることと存じます。
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西陣織の名門、「紫紘」。
源氏物語絵巻を西陣織で表現するという途方も無い仕事をライフワークとされ、素晴らしい帯の数々を残された故・山口伊太郎氏が創設した言わずと知れた名門の織匠。
西陣織の芸術性、創造性を極限まで高めた人物として、西陣ではその名を知らぬ人はおりません。
紫紘さんの帯のファンの方もたくさんいらっしゃる事でしょう。
伊太郎氏が突き詰めた表現を、確実に、着実に受け継ぎながら、日々現代の意匠を取り入れ新しい創作を続ける紫紘さんの帯。
「あぁ、ええ仕事っていうんはこういう事なんや。」と腑に落ちる、引き算の図案と選び抜かれた糸の配色。
それを身に纏う喜びを是非感じて頂きたいと思います。
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【 ご着用シーン 】
お出かけ、茶会、結婚式、パーティー等に。
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【 伝統色のパーソナルカラー、夏、花散里 】
サマーさんにお勧めの配色です。
袋帯 | 紫紘 彩青海若松
- 素材 正絹
- 幅 8寸2分仕上がり基準
- 季節 袷
- TPO 礼装に