【 ご紹介|10月末日まで 】
高野竹工 | 炭斗 銘「鱗」
高野竹工は、京都・長岡京にて、自社で育てる良質の竹と歴史ある京都の寺社の古材などを使って製品づくりをしている、茶道伐り子と指物師・塗師などの熟練の職人集団から成る、竹工芸の会社です。
自社で伐り子を抱えていらっしゃるのはおそらく高野竹工さんのみではないでしょうか。
高野竹工さんの伐り子さんは、ご自身の足で竹山を歩き、整備し、伐るもの、伐らないものを見極め、10年先の竹林を想像して手を入れられています。
この美しい炭斗は、高野竹工にて職人頭として長年後進の育成をしながらご活躍されていた「不虔斎 増田宗陵」さんの作品です。
不虔斎は、1956年愛媛県生まれ。
京都市立芸術大学美術学部日本学科を卒業後、高野宗陵に師事。
竹器師として研鑽を積み、竹工芸展にて受賞を重ねます。
2007年には有馬頼底老師より「不虔」の斉号を拝受、2009年には高野宗陵より「宗陵」の号を継承します。
「不虔斎 増田宗陵」さんは高野竹工を既に退職されていますが、節を見極めた底の六角から円形の立ち上げへの流れるようなライン、飴色の煤竹を味わい深く編組した感性、縁の始末の丁寧さなど、どれも確かな技術を感じる仕上がりです。
底の六角型が手に馴染み、持ち運びもしやすい逸品。
仕舞わずに眺めていたくなるような良品です。
材質 煤竹
段ボール箱入り
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サイズ
・直径23.5cm
・高さ15cm
高野竹工 | 炭斗 銘「鱗」
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